「個別の診療報酬の算定項目が分かる明細書」の発行について

当院では、医療の透明化や患者様への情報提供を積極的に推進していく観点から、領収書の発行の際に、個別の診療報酬の算定項目が分かる明細書を無料で発行することといたしました。

下記加算を当院は算定しています。

後発医薬品使用体制加算1

後発医薬品(ジェネリック医薬品)の調剤を積極的に行っており、後発医薬品使用体制加算1を算定できる施設基準を満たしているため算定しています。

医薬品の供給不足が発生した場合、患者様に必要な医薬品を提供するために、以下のような対応を行います。

・代替品の提供
供給不足のある医薬品に代わる、同等または類似の効果が期待できる別の医療品を提供します。

・用量、投与日数の変更
医薬品の用量を調整することで、現在の処方量での治療を継続することが可能な場合があります。医師が患者様に適切な用量を決定し、医薬品を調剤します。

・変更する場合には患者様に十分に説明を行います。

医療情報取得加算

当院ではオンライン資格確認等尾システムの導入を行い、オンライン資格確認に係る体制を有し、マイナンバーカードで受診をした患者様に対し、受診歴、薬剤情報、特定健診情報その他必要な診療情報を取得・活用して診療を行います。

  • 医療情報取得加算(初診時)  1点
  • 医療情報取得加算(再診時)  1点(3ヶ月に1回)

長期処方について

患者様の状態に応じ、28日以上の長期処方も対応可能です。
※ 尚、対応可能かは病状に応じて医師が判断いたします。

外来感染対策向上加算・連携強化加算算定について
当院は厚生労働省が定める外来感染対策向上加算の施設基準を満たし、当該診療報酬の算定をしています。
外来感染対策向上加算は、組織的な感染防止対策につき厚生労働大臣が定める施設基準に適合しているものとして地方厚生局長等に届け出、新興感染症に備えた県との協定締結
を行った保険医療機関(診療所に限る)において診療を行った場合、外来感染対策向上加算として受診された方お一人につき月1回に限り所定点数(6点)を加算、発熱患者等に対応した場合、お一人につき月に1回20点加算できるものです。

当院は皆様に安心して受診いただけるよう、以下の対策に取り組んでいます。

  • 手指衛生の徹底
  • 医療器具の洗浄・消毒・滅菌
  • 適切な隔離措置
  • 定期的な研修の実施
  • 地域医療機関との連携

感冒症状があるなど感染症が疑われる患者様は、感染対策を講じ、通常診療の患者様と導線を分けて診療を行っています。
連携強化加算算定について、当該医療機関が連携する保険医療機関に年間に4回以上、感染症の発生状況、抗菌薬の使用状況について報告を行っています